TIゲノムエリューター(長鎖DNA抽出器具)

TIゲノムエリューター genomeeluterr
*パワーサプライは別売りです

  • 簡単に長鎖のDNAが抽出できます。
  • フィルターの交換等、消耗部品は必要ありません。
  • 本体部分と電極部分を容易に分けることができるので、徹底した洗浄ができます。
  • 白金電極使用。
  • 本体部分にテフロン加工がしてあるので、DNAの付着がありません。

従来のDNA抽出の問題点

Amplified Fragement Length Polimorphysmを用いたゲノム解析には、分解の進んでいない長いサイズのゲノムが必要です。小さなフラグメントに分解したゲノムは最終画像の中でノイズとなり、分離したバンドの認識を難しくするからです。

また、長期保存しておいたゲノム試料は時として分解が進んでいます。この中から短鎖に分解されたゲノムを取り除き特定の長さ以上のDNAのみを再抽出する必要があります。

しかし、これまでの手法では、長鎖のゲノム分画を含むゲルを切り出し、ゲノムを容易に通すフィルター上にこのゲルを置き、その下にある透析膜へとゲノムを抽出していました。この2重のフィルターを持つガラス管を垂直に装備し、加電終了後に透析膜に付着したゲノムを異なるバッファーを用いて溶出させるなど抽出過程が非常に煩雑です。

本製品の特徴

TIゲノムエリューター
(独)農業生物資源研究所より出願し、実用新案
を取得

操作の簡便な横型抽出器具である。プラスチックブロックに徐々に細くなる溝を掘り、ここにバッファーを満たす。切り出したゲルをこの溝内に置くが、溝は陽極に向かって細く浅くなってゆくので、常識的なサイズに切り出したゲルならば溝のどこかで留まる。

これに対し50V、7mA程度の電荷を与えるとゲル内に留まっていたゲノムが流出してくる。ゲノムが集まる陽極は再びわずかに深くなっており、1%アガロースゲル内に留まっているゲノムの場合、20分程度の泳動後にはほとんどが流出し、陽極のポケットに集まる。陽極のポケット内の液体を2~3回に分け計約500μl取れば、その中に求めていた長鎖のゲノムが得られる。

なお、本体トレー部分と電極部分は容易に分けることが出来、次回へのコンタミが無いよう、徹底した洗浄を行うことができる。

価格

定価 10万円

実験の様子

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